ハリネズミってどんな動物?

ハリネズミ、知ってる?

背中にはたくさんの針がある

皆さんはハリネズミという動物を知っていますか?

「名前を聞いたことはあるけど…」
「トゲトゲした針を持っている生き物でしょ?」
「ボールのように丸まるんだよね?」

ハリネズミは背中にトゲトゲとした針を背負っています。
体を丸めるしぐさなど他の動物には見られない仕草を見せてくれるユニークな特徴を持つ動物なんです。

愛らしい表情も、とってもかわいいでしょ?

実はモグラの仲間

「ネズミ」と名前がついていることからネズミの仲間と思っている方も多いかもしれませんね。
でも実はちがうんです。
ハリネズミはモグラに近い仲間なのです。

以前は『食虫目』としてモグラと同じ仲間と分類されていました。
しかし、現在はハリネズミは「ハリネズミ目」。
モグラは「モグラ目」として分けられています。
ちなみにネズミ、ハムスター、リスは「げっ歯目」。
生き物はさまざまな特徴によって分類されているのです。

憶病&好奇心旺盛な性格
頭隠して尻隠さず…?

頭隠して尻隠さず…?

ハリネズミに限ったことではないですが、小動物は基本的臆病な性格の子が多いです。
そのため神経質だったり、人に懐かなかったり、慣れることに時間がかかることがあります。
しかし、その子の個性として受け止めてあげ、よく観察して、ゆっくりと信頼を築いていくこと。
これこそが小動物を家族にする醍醐味であると思います。

私たち人間が彼らのペースに合わせてあげましょう。
「人見知りをする彼らが、ゆっくりゆっくり時間をかけて心を開いてくれる。」
ハリネズミが心を開いてくれる瞬間は訪れます。
ハリネズミは臆病だけれども、好奇心旺盛な一面も。
心を開いてくれたら、無防備な寝顔や大の字になってくつろぐ姿まで見れちゃうんです。

ハリネズミの生態

唯一飼育できるハリネズミはヨツユビハリネズミ

☆夜行性

ハリネズミは夜行性です。
昼間にたっぷり寝て夕方~夜にかけて餌を探し回り動きます。

☆単独で生活する

繁殖時と子育て時以外は1人で生活します。
そのため1匹につき1飼育施設を作ってあげましょう。

☆地面の上で生活

地下にトンネルを作ったり、木の上に登ったりしません。
狭いところに潜り込むことが大好きです。好奇心旺盛な性格でもあるので、隙間を見つけると潜り込んでいきます。

☆昼間は物陰、木の根の間などで休んでいる

彼らにとって昼間は寝る時間。
飼育下でも小屋や寝袋を入れ、ハリネズミがゆっくり休める場所を作ってあげましょう。

☆昆虫類を中心になんでも食べる

野生下では昆虫を中心にいろいろなものを食べて生きています。
他にカタツムリなどの無脊椎動物なども食べているとのデータがあります。

学名 Atelerix albiventris
和名 ヨツユビハリネズミ(Four-toed hedgehog)
目属科 食虫目 ハリネズミ属 ハリネズミ科
寿命 4~6年
分布 アフリカ系(セネガル~ザンビア)のサバンナ
最終体長 20cm前後
最終体重 300~500g
特徴 日本で唯一飼育できるハリネズミ。名前の通り、後ろ足の指が退化し、4本しかない。『ピグミーヘッジホッグ』との愛称でもよばれている。ハリネズミは英語でHedgehogというが『生垣のブタ』という意味である。

 

 

ハリネズミとヤマアラシ

針を持っている外見からヤマアラシともよく比較されています。
ヤマアラシはげっ歯目なので一生歯は伸びます。
ハリネズミは「ハリネズミ目」に分類されます。
歯が伸びることはありません。
またヤマアラシは攻撃的で、突進しながら抜けやすい針を相手に刺して攻撃します。
しかし、ハリネズミは自分の身を守るために針を持っています。
そのため、針は簡単には抜けません。
簡単に抜けてしまっては防御にならないですからね。
体全体をボールのようにぎゅっと丸めて天敵から大切な頭やお腹などを守ります。

また「針を刺してくる」とよくテレビ等で聞きますが、それは間違いです。
丸まって防御しているときに驚いて跳ねることがあります。
跳ねると同時に前に進んだりすることもあります。
その際にハリネズミに手を近づけていると針が当たり、「針で刺してきた!」と勘違いされているのです。
決してハリネズミは針を使って攻撃してやろうなんて思ってません。
実は心優しい動物なんですよ。