ハリネズミがよくする仕草

ハリネズミがするしぐさには意味があります。
ハリネズミがなぜそのしぐさをするのか、どんな時にするのかよく観察するとハリネズミとの距離がきっと縮まりますよ。

  • ふんふんと鼻をならす

ハリネズミの機嫌が良い時です。探検をしているときや餌を探しているときに見られます。

  • 鼻を持ち上げ、空気を嗅ぐようなしぐさをする(フレーメン反応)

フレーメン反応

これはフレーメン反応といいます。
ハリネズミだけでなく、馬、羊、猫などにも見られます。
口の中の上あごに「鋤鼻器:じょびき(ヤコブソン器官)」という器官を使って空気中のにおいを感じ取っています。人にも鋤鼻器はありますが、退化していて機能はしていません。鼻を高く持ち上げるので自然と上目使いになり、とってもかわいいです。あざとかわいいですねハリネズミ。

 

  • 泡を出して体に塗りつける(アンティング)

体をねじらせて泡を塗りつけるアンティング

ハリネズミは初めてのものに出会ったとき、知らないものに出会ったとき、初めてのものを口にしたとき、舐めたりかじったりして、口の中で泡を作り、舌を使って自分の体に塗りつけます。これをアンティングといいます。不自然な体制で泡を体に塗りつけるアンティングは奇妙な行動に思われますが病気でも異常でもありません。なぜこんな行動をするのかは理由はわかっていません。諸説ありますが「ハリネズミは毒性のあるものに耐性があり、毒性のある物質と唾液を混ぜて体に塗ることで身を守ろうとしている」という説が有力なようです。

  • ピーピーと小鳥のような鳴き声を出す。

これはオスがメスの気を引くときに出す求愛の声です。まれにオス同士でもピーピーと鳴くことがあります。また赤ちゃんハリネズミが母親に甘えるときにもピーピーと鳴き声を出します。

  • あしで体を掻く
あしで体を掻く

あしで体を掻く

もしかしたらダニや寄生虫がいて痒みを引き起こしているため掻いているかもしれません。また健康なハリネズミでも起き抜けやグルーミングのために体を掻くことがあります。
頻繁に体を掻いているようであれば速やかに獣医師に診てもらいましょう。詳しくはハリネズミの健康&病気「体を掻く」へ。

 

  • 針を寝かせている

これはハリネズミが落ち着いているときです。リラックスしているので、ゆっくりと針と撫でることができます。頭の上から手をかざしてしまうとびっくりしてしまうので、優しく声をかけながら背中からお尻に向かって撫でます。ポイントは撫でてる私たちが落ち着いた気持ちでリラックスすること。不安や恐怖感はハリネズミにも伝わって怖がらせてしまいます。

  • 頭の針をたてる
頭の針をたてる

頭の針をたてる

全身を針は立っていなくて頭の針だけ立つことがあります。これは「少し警戒中」。まず大事な頭から守っているんですね。
この時、針を立てたまま、近づいてくることもあります。手や体を近くに置いておくとぶつかってちくっと痛い思いをしちゃいます。ハリネズミは攻撃をしようと思っているわけではなく、恐怖心からくる行動なので、まず恐怖心を取り除いてあげましょう。そして警戒をといてあげましょうね。

  • ボールのようにぎゅっと丸まっている

完全防御態勢。警戒度は最大です。丸まると同時に威嚇音も出します。シュッシュ、フッフッなどと聞こえることが多いです。こうなると手も足も出ませんので、ハリネズミの警戒がとれるまでそっとしておきましょう。警戒が解けた頃、また顔を見せてくれるはずです。

  • フシュフシュと音を出す。

警戒時の音です。シュッシュ、フシューフシュー、シューシュー、フッフッと聞こえます。威嚇音は鼻を使って鳴らしています。