外国産?国産?

ハリネズミは外国産と国内産の2種類

ハリネズミは外国産と国産に分かれます。

どちらもハリネズミを取り扱っているペットショップへ行くと、手に入れることができます。

外国産はタイ産が圧倒的に多いです。
ハリネズミはアフリカに分布していますが、タイの繁殖場から輸入されてくる個体が市場に出回っています。他に台湾やカナダ、アメリカ、オランダ産も見受けられます。

外国産ハリネズミとお店の現状

東京からタイ・バンコクまでの移動時間は飛行機で約7時間。
人間でも移動は疲れてしまいますよね。
ハリネズミも同じ。
輸入の移動の際にストレスを受けていることは間違いありません。
また、いっぺんに大量のハリネズミたちが日本へやってきます。
単独生活をしているハリネズミは喧嘩をしてしまう可能性が高いです。
耳をかじられた子、耳のない子、目を怪我してしまった子などなど…。
また、離乳が済んでいない小さな個体がたくさん日本へ輸入されてきています。

母乳はとっても大事

母乳には赤ちゃんを守るための免疫や栄養が豊富に含まれています。
赤ちゃんが母乳だけでもぐんぐん育つようになっており、育つための栄養が完璧に整っているんです。
お母さんから母乳と愛情をたくさん貰って育ったハリネズミは心身ともに健康な個体といえるでしょう。
外国産のハリネズミは早くに親兄弟から離されてしまい、充分に母乳を飲んでいないため免疫力や体力が低下しやすいといえます。

しかし、海外産の個体が弱いかといえば一概にそうではありません。
様々なストレスに打ち勝って物怖じしない個体がいることは確かです。しかし、そのような個体は珍しいケースといえます。
慣れる慣れないも個体差によります。

ここで覚えていただきたいことが2つ。
通常赤ちゃんハリネズミは1ヵ月半~2か月で離乳するということ。
体重推移は生後1週間で25g。2週間で50g。1ヵ月で110~120g。2ヵ月には180~200gであるということ。

この数字を覚えてお店にいくと現在『いかに小さく離乳前のハリネズミが店頭に並んでいるか』ということがわかるかと思います。
優良なお店であれば、入荷した後フードやミルクなどで体力をつけて充分な体重まで増やして、ダニチェックなどの調整してからお店に出します。
極端に言ってしまえばこの手間をしてるかどうかで、良いお店かどうかが決まると言えます。
しかし残念なことに小さく体力のないままお店に並んでいるハリネズミも見受けられます。
昨今のハリネズミブームにより需要と供給が追い付いていない現状に加え、「小さい=かわいい」が定着してしまっている状況では小さい方が売れるからです。ひどいところでは、小さいまま保ちたいがためにフードを少なく与えていることも…。

残念ながら犬猫のように、ハリネズミは法によって守られていません。(犬猫は法により生後 日は販売禁止)
お迎えしてすぐに亡くなってしまったといったという声を私は何件も聞いて見てきました。そのたびに悲しく悔しい思いを何度もしてきました。
ハリネズミを飼ってすぐに亡くなってしまったといった悲しい思いをする飼い主や亡くなってしまったハリネズミが今後少しでも減ることを願ってやみません。
選ぶポイントも併せてお読みください。

 

 お勧めは?

個人的にお勧めするのは、ブリーダーから購入する国産のハリネズミです。

体力をつけてから飼い主のもとへ

メリットとして

  • 誕生日がわかっている
  • 親、兄弟・姉妹がわかっている
  • 何を食べて育ったかわかる
  • 海外産の個体よりも移動のストレスがかかっていない
  • 離乳まできちんと母乳を飲んでいるかどうかわかる
  • 幼いころから人のいる環境で育ってきたため、人に対する警戒心が薄い

ということが挙げられます。
慣れる慣れないは個体差による部分が大きいです。
しかし、人がいる環境で育っているのでしっかりと信頼関係が作れていれば慣れることも多いと思います。

とはいえ、国産でブリーダーから手に入れたとしても小さかったり、離乳前だったりすれば海外産のハリネズミと同じ状況になってしまいます。
外国産でも国産でも、フードやミルクなどで体力をつけて充分な体重まで増やしているか、免疫力や体力をつけてから飼い主へ引き渡しているかということが大事だということを覚えていただけたらと思います。