お家環境を整えようで飼育施設・敷材・寝るところを設置したら次はそろえておきたいグッズです。
常に必要なもの

1㎏まではかれるキッチンスケール
☆体重計
ハリネズミの体重をはかるときに使います。キッチンスケールなどでも代用できます。
☆温度&湿度計
ハリネズミは体温調整が苦手。温度管理がとても重要です。感覚のみではかるだけでなく、数値で見ることによってチェックしやすくなります。ハリネズミがいる場所の近くに設置しましょう。
☆手袋
素手で触ることに慣れていないとき、手袋があると便利です。皮手袋だと針を立てても痛くありません。また病院受診時に保定にも使えます。慣れてきたら軍手や綿手袋、素手へと移行していくと良いでしょう。
☆キャリーバッグ
通院時や掃除のときなど一時的に保管しておくときに便利です。ウサギ用やフェレット用のキャリーバッグなどが良いでしょう。大きめのプラケースなどでも代用できます。
☆プラケース
ハリネズミの健康チェック時に使います。透明なプラケースに入れて下から覗くことで、お腹周りや足の裏がチェックしやすくなります。仰向けでじっとするのが苦手な子、丸まってしまう子に有効ですよ。

是非そろえてね♪
☆ピンセット
ミルワームなどの虫類を扱うときに重宝します。素手で触らなくても与えられるので便利です。長いほど虫との距離が遠くなるので安心感があります。
☆救急セット
思わぬ怪我などに備えて用意しておきます。清潔なガーゼ、タオル、針なしシリンジ、ウェットタオル、使い捨て手袋、ピンセットなどを用意しておくと役に立ちます。
季節の対策道具
ハリネズミの最適温湿度は24~29℃、40%。
夏場は30℃を超えないよう、冬場は23℃を下回らないように温度管理をします。
☆エアコン
ハリネズミは暑いところに住んでいるため、比較的暑さに強いと言われています。
しかし暑すぎて熱中症や脱水症状を起こさないようにきちんと温度管理しましょう。
冬場は、寒すぎると冬眠状態になり大変危険です。
空気ごと温めるようにして最適な温度を保ちます。エアコンは空調管理がしやすいため便利です。
☆大理石ボード・アルミボード
入れてあげることによって暑さをしのぐことができます。タオル等をまいて半分だけ冷たいところを作るなどハリネズミ自身が暑いところ冷たいところと選べるようにしてあげます。「ボードは使ってくれない」との声も聴きますので個体差によるところが大きいです。
☆鉢植え、陶器
ひんやりと冷たいので暑さをしのぐことができます。これもボードと同様、使ってくれるかどうかはハリネズミの個体差によります。
☆パネルヒーター・保温灯
冬場、保温するために使います。低体温症にならないように暖かいところとそうでないところを作り、ハリネズミ自身が移動できるようにします。
遊び道具
☆回し車(ホイール)
ハリネズミは活動的で好奇心旺盛。夜、餌を求めて動き回ります。
理想はホイールなど必要なく、部屋の中など安全な場所で十分な時間、遊ばせることができること(抱っこ&部屋んぽしよ参照)
しかし、一晩中、私たちが起きてハリネズミに部屋んぽさせるわけにはいきません。
そこで一人でも遊べるホイールをケージに設置してあげます。
ホイールは長距離移動できる気になれるという意味で、ハリネズミの本能を満たすことになります。
選ぶ際、直径約30cmのホイールを選びましょう。
小さいものは無理な体制で走ることになるため、事故につながりやすいばかりか背骨等に異常をきたすことになります。
ハリネズミが小さなうちは直径が短いものでも良いですがすぐに大きくなるのでホイールを買い換えることになります。
ホイールが倒れることのないようにしっかりとしたものを選びましょう。
また格子状や網目のものは足をひっかけたり、爪が割れたりする可能性があります。
ペットシーツを貼るなどの対策をとりましょう。
☆砂浴び
ハリネズミによって砂浴びする子しない子といますが、する子はとっても大好きです。
かなり豪快に(狂ったように?)するので、砂が飛び散らないように注意。
砂はホコリが舞うことのない、目が荒いものを使いましょう。ハムスター用では細かいので、デグー用のものを使うと良いです。
砂場=トイレと認識するハリネズミもいます。清潔に保ちましょう。
ただし、砂浴びは常に飼育施設に入れておくと体の皮脂を落としすぎてしまいます。10~15分以内と時間を決めて、人の目が届く範囲で遊ばせましょう。
☆トンネル・チューブ

トンネルでおやすみ中
潜る・掘る・隠れるといった本能を満たすことができます。また一時的な隠れ家ともなります。
ハリネズミが楽に入れる直径のトンネル・チューブを選びましょう。フェレット用のトンネル等も代用できます。あまり長さがでないように調節をしましょう。
☆トイレットペーパーの芯
好奇心旺盛なハリネズミ。
狭いところも大好きです。ハリネズミによっては芯に頭を突っ込んで遊んだりします。
ただし、抜けなくなったりする可能性があるので、人の目が届く範囲で遊ばせることが望ましいでしょう。